この用語の意味
贈り物に添えて、贈る側のお祝いやお礼の言葉を短く書いたカード。
メッセージカードは、贈り物に添えて、贈る側のお祝いやお礼の言葉を伝える小さなカードです。手紙より短い文で書きます。
会社が社員や社員の家族に贈るときは、カードの文が会社の言葉として読まれます。先に決めておくのは、差出人を社長名にするか会社名にするか、文を誰が決めるか、の 2 つです。同じ文を何人にも出すなら、配偶者にも子どもにも親にも通る文にしておくと、一人ずつ書き分けずに済みます。記念日より前に届くなら、「本日」とは書きません。
社員の家に届くカードを読むのは、家族です。カードに社員の名前が無いのに「いつも支えてくれてありがとう」と書くと、家族は誰の言葉か迷います。会社から家族への言葉だと分かる、敬体の文にします。文化審議会の『敬語の指針』は、ねぎらいを上位者から下位者に向けた言葉だと説明しています。家族は会社の目下にいる人ではないので、「ご苦労さま」のようなねぎらいより、お礼の形で書きます。節目に社長が書く長い手紙とは、役目を分けて考えます。
花がかりのカードは名刺サイズの表だけで、会社の文(40 字まで)と会社名が入り、社員の名前は入りません。
出典
- 文化審議会『敬語の指針』(2007 年)https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/hokoku/pdf/keigo_tosin.pdf